校長の紹介

へリーン・ジャーモル・内田 校長

「一人でも多くの日本人が英語によるコミュニケーションを通じて、相手と交流を深められるようお力添えすることが私の使命です。」

Halloween at Daimaru日本で40年以上英語指導経験を持つ教育者。生徒が英語を使って自分の伝えたい事を十分に伝えることができるという自信を重視し、「体験する英語」に焦点をあてることで、そのためのスキルを身につけさせることが大きな特徴。 内田ヘリーンが教えた生徒の中には、グローバル企業で英語を使った業務に従事されている方や海外に居住し現地でお仕事をされている方など、リトル・アメリカの「体験する英語」を通じて得た英語力を生かして、多くの人が様々な分野で活躍しています。

学歴

フロリダ、タンパ大学にて英語学士号取得
ニューヨーク、C.W.ポスト大学院修士号取得
ホフストラ大学、ストーニーブルック大学、英語課程卒業
コートランドステート大学、国防教育法連邦政府奨学金で言語学修得

主な功績

東京においてタイムライフ社の英語講師
東京において日米青年交流についてライオンズクラブゲストスピーカーとして講演
桑原前福岡市長の委託を受けて福岡市のいきいきレポーター
福岡においてRKB放送局のテレビモニター
福岡においてニューホープのゲストスピーカーとして英語教育について講演
福岡においてロータリークラブの国際化についてのパネリスト
福岡においてライオンズクラブゲストスピーカーとして国際結婚について講演
福岡県のゲストスピーカーとしていじめについて講演
九州沖縄サミットシンポジウム・ゲストプレゼンターとして小学校における英語教育について講演
福岡県の小学校英語シンポジウム・ゲストプレゼンターとして講演
福岡の小学校における3年間の英語パイロットプログラムのディレクターを務める
LATEM教師トレーニング協会創設者
NPO TEMI 英語教授法研究会創始者
アメリカン・センターにて子供たちのための英語教材についてのゲストスピーカーとして講演
岩田屋デパートにおいて前駐日アメリカ合衆国大使のトム・フォーリー氏にリトル・アメリカの英語教材を紹介するヘリーン・ジャーモル・内田

生い立ちとリトル・アメリカ創立の背景

ヘリーン・内田、4歳

内田ヘリーンはニューヨーク州ベイショアにて2人姉妹の長女として生まれました。両親が共働きで子ども達の面倒を見られなかった為、小学校入学前は養護施設で過ごしました。 養護施設では他の子ども達のリーダーとなり、何か問題があった時などは率先して物事を解決していました。本人は今ある自身のリーダーシップ能力が育まれたのはこの時期だったと当時を振り返ります。

学生時代を通してこのリーダーシップ能力には一層の磨きがかかり、学級委員長、チアリーダー部のキャプテン、女子学生社交クラブの委員長、聖歌隊のリーダー等を務め、高校では「最も尊敬する女子先輩」に選ばれました。

内田ヘリーンは両親から良いところを一つずつ受け継いでいます。それは決して泣き言を言わない母親からの強い精神力と父親からの美的センスを伴ったクラシック音楽への情熱です。

タンパ大学(フロリダ州)時代は勉学に没頭しながらも、ポエムを書いたりギターを弾いて歌ったり、まさに彼女の両親から受け継いだ心をさらに育みました。

大学卒業後、英語の修士号を取得する為C.W.ポスト大学院(ニューヨーク)へ進学。そのかたわら、ロングアイランドのブレントウッド東中学校で英語を教えました。彼女にとってそこの生徒達を教えたことは、今まで学んだどの大学の教育講座よりも遥かに役立つ素晴らしい経験であり、本人は当時の生徒達に一生感謝しています。さらにブレントウッドではジョージ・ピットマン氏、エド・マーフィー氏、トム・マルセロ氏といった素晴らしい管理課スタッフの方々が、常に彼女を励ましてくれたり、時には刺激を与えてくれたりと、献身的にサポートしてくれました。 また、同僚のゲイル・インゼリロと共に長文読解の補習プログラムを作成したり、ストーニーブルック大学からのインターン生に英語のトレーニングをしたりして、他の英語の教師達をよく驚かせました。
その後、彼女は就職カウンセラーの仕事につくためにサンフランシスコに移りました。就職カウンセラーは人とコミュニケーションをとったり、仕事のコーディネートをしたり、また相談に来る人を励ましたりと、かなりの部分が教職と共通していることに気付きました。

そしてたまたまハワイに休暇で滞在している時に柔道と出会います。この柔道との出会いこそ彼女が日本へと旅立つきっかけとなりました。来日すると、彼女は早速その日本へ来るきっかけとなった柔道を学ぶ為、早稲田大学で柔道部の門を叩きました。入部するとそこは、自分が部員中唯一の女性であり、唯一の白帯、唯一の外国人でした。柔道部顧問の大沢先生はそこで部員の一人、内田壮平に柔道の基礎を彼女に教えるように指示しました。その時一言、「恋はするなよ」。  稽古の初日、指導を任された内田壮平は最初にこう話しました。「柔道は一人では出来ません。必ず相手が必要です。」そして「柔道家は相手を尊敬しなくてはならない。」とも。そもそも本質的に相手がいれば柔道は出来るのです。もし仮に相手が強ければ、その相手から学ぶ事が出来ます。反対に、もし相手が弱ければその時には強い方が弱い方を教えればいいのです。この考え方は彼女にとって思いもよらないことでした。何故なら彼女はアメリカ人として常に独立独行型で人生を歩んできたからです。この考え方は、柔道とのかかわり(後に黒帯に昇段)や、未来の結婚、そして日本における英語教育の観点から、彼女の人生を変えました。

1978年に早稲田大学柔道場において、彼女は柔道の師であり、人生の長い伴侶となる内田壮平と結婚しました。彼女は二人をつないだのは柔道、よって道場こそが真の仲人に相応しいと信じ結婚式の場に選んだのです。式には二人を祝福する為100名以上の方々が参列しました。結婚して3ヶ月後、壮平がギリシャで1年間柔道を教えることになり、家族でアテネに赴任し、息子の壮志はギリシャ語で神々の母という意味の名を持つイラ病院で生まれました。しかし、壮平の父の突然の訃報をうけ家族は日本に戻ることに。

壮平とヘリーン、そして6ヶ月の壮志の三人は友人も蓄えも、そして仕事の当てもなく福岡での生活を始めたのでした。壮平は自宅と棟続きの柔道場で月・水・金と柔道を教え、ヘリーンは稽古のない火曜日と木曜日に道場の畳の上で3人の子供達に英語を教え始めました。英会話教室の評判は口コミによって瞬く間に伝わり、ついには生徒が増えすぎて週2回のクラスでは教えきれないほどになりました。

1982年、内田家は大きな一歩を踏み出し、リトル・アメリカ英会話スクールを開校しました。また、他の英語を教える先生方から寄せられる様々なサポートのニーズに応える為、英語教材の通信販売として日本初のリトル・アメリカ メールオーダーサービスを1986年に設立。さらに1994年にはリトル・アメリカ英会話スクールでの英語教授法研究とメールオーダーサービスの教材を合わせてLATEM(リトル・アメリカ英語教授法)を設立。1995年に初めて開催した福岡LATEMセミナーには100名以上もの先生方がご参加になりました。内田ヘリーンがそれぞれの対象に合わせて作成した英語教授プログラムは、先生方に刺激を与え、またその独特で効果的な教授方法は学んだ生徒たちに成果がある事により全国に知られる事になったのです。現在このLATEMは、NPO法人・TEMI (Teaching English Method Institute)に引き継がれ、全国各地で、数多くの英語指導者の方々に、英語教授法のトレーニングを行っています。

内田ヘリーンは日本における英語教育について四つの揺るぎない信念を持っています。まず、第一に言語習得というものは経験を通して得られるという事。第二は公立、私立を問わず学校で教えられる英語には心が通っていない点があるので心を大事にすること。第三は、すべての生徒達は教師から尊重されるべき存在であるということ。そして最後に、教師は生徒の能力を決して侮ってはいけないということ。

これらの信念のもと、先生方、保護者の皆様、そして生徒達に、彼女が力添をすることにより、効果的な英語教育の普及につながること、そして一人でも多くの日本人が生きた英語を身につけ、世界中の人たちと意義のある交流をもてるようになることを内田ヘリーンは心から願ってやみません。

新聞・雑誌・書籍特集

2つの異なる文化をもつ家族
NHKイングリッシュマガジン
LOOP マガジン
FUKUOKA マガジン
毎日デイリーニュース英字新聞
ジャパンタイムス
朝日イブニングニュース
Japan for Kids
東京ジャーナル
オックスフォード大学出版ニュースレター
ELTニュース インタビュー
ジャパン・ニューズ
西日本新聞
読売新聞
Guidebook to Japan

テレビ・ラジオ出演

FBS 国際家族
TNC 柔道一家
RKB 国際結婚
RKB 福岡における小学校英語パイロットプログラム
RKB 福岡における英語教師トレーニング
Love FM、日本の子供達のためのチャレンジブック

出版物

日本での主な職歴

  • リトル・アメリカ英会話 スクール校長
  • リトル・アメリカ・メールオーダー・サービス アドバイザー
  • NPO法人TEMI 教師研修協会アドバイザー
  • 福岡教育大学講師
  • 西南学院大学講師
  • 福岡女子大学講師
  • テンプル大学講師
  • 筑紫女学園大学講師
  • ジャパン・ニューズコラムニスト
  • 九州がんセンター小児病棟においてボランティアの英語教師

個人的に名誉に思う事

  • 元横綱で、前相撲協会会長の北の湖敏満氏と一緒にちゃんこ鍋を食べた事。
  • 元横綱で現在実業家である朝青龍明徳 (ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ)氏に 著書のチャレンジブックを進呈した事。
  • 九州電力株式会社、川合辰雄前会長の新年会にゲストとして招待された事。
  • 有馬朗人文部大臣と英語教育について45分間会合を持つことを許された事。
  • 福岡ブルーノートにおいて息子の内田壮志の出演するところを見た事。
  • 現代の侍ともいえる内田壮平と結婚した事。
  • キャロライン・ケネディ(第35代 大統領 ジョン・F・ケネディ の長女)から手紙をもらった事。
    Letter of Kennedy

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